スンダランド人の備忘録

スンダランド人の末裔が、好きなことをテキトーに書き残すブログ。 ~仮想通貨・キャッシュレス・ラグビー・落語など~

【キャッシュレス】タクシー配車サービス「タクベル」を使って感じたこと【良い点・気になる点】

神奈川県下で拡大中の、タクシー配車サービス「タクベル」。クーポンGET&神奈川で使うタイミングができたので、遅ればせながら利用してみた。感じたことや、改善してほしいと思ったことを挙げてみる。

 

タクベルとは

プロ野球・横浜DeNAベイスターズの親会社でもある「株式会社ディー・エヌ・エー」が、神奈川県タクシー協会と共同で開始したサービス。

スマホで、タクシーの配車依頼が簡単にできる優れもの。従来のように電話で予約したり、空車のタクシーを探す手間が省けて便利。詳細は以下リンク参照。

https://m-o-v.jp/

 

事前準備1(アプリのダウンロードと基本情報登録)

登録は簡単。アプリをスマホやタブレット端末にダウンロードしたら、主に以下の内容を入力する

  • タクベルのアプリを、スマホやタブレット端末にインストール(iOS、アンドロイドとも対応)
  • 電話番号で認証を行う:該当電話番号の端末に4桁の数字が届くので、アプリに入力
  • ユーザー情報の登録:アプリ上で、ひらがな氏名(必須/ドライバー側に表示される名前)・性別・生年月日を入力
  • キャンペーンコード入力:今なら”500円OFF”クーポンもらえる。最新情報は、公式サイトで確認
  • 端末の位置情報アクセス許可を”OK”にする

事前準備2(メールアドレス・クレカ情報登録)

「事前準備1」ができたらアプリ利用が可能となるが、支払い方法が「ネット決済」と「車内決済」の2種類選択できるので、降車時の支払が煩わしい方は、あらかじめアプリでクレジットカード情報を登録のうえ「ネット決済」にするのがラク。

<メールアドレスの登録>

  • アプリTOP左上のメニューボタン(横三本線)を押下
  • アカウント情報押下→メールアドレスとパスワード(※)の登録
  • タクベルサポートから、登録メールアドレスに確認メールが届くので、該当URLをクリックし完了

※ 英数記号6文字以上必須だが、IDと同一の文字列や推測されやすいパスは登録できないので注意。

<クレジットカード情報の登録>

  • アプリTOP左上のメニューボタン(横三本線)を押下
  • クレジットカードボタン押下
  • 入力・認証を得る

タクシーを呼ぶ

アプリを起動するとGPSで場所が特定され「ここで乗る」アイコンが示される。UIは非常にわかりやすい。

「ここで乗る」アイコンは、アプリ地図上を縦横に動かせるが、現在地より離れた場所を指定すると「離れすぎ」と警告があり、呼ぶことができない。配車空振り防止・いたずら防止の観点であろう。

乗車場所を決めたら、画面最下部の「ここで乗る」ボタンを押下。その際、大体の到着時間が表示される。「約0-3分で到着」からはじまり、3分間隔表示で「約7-10分で到着」まで確認できたが、それ以上になると表示されず「近くに車両がありません」とお断りされてしまう。

「乗車場所」と「降車場所」を入力したら「迎車を依頼する」ボタン押下。実にカンタン。オプションでタクシー会社も指定できるが、こだわりなければ不要。むしろ駅から離れた車両の少ない場所では、車両選別にうかうかしていると空き車両がなくなり「近くに車両がありません」と虚しく拒否されるおそれあり。見つけたらすぐに配車を頼んだ方がよさそうだ。

タクシーが到着

アプリ上で、チョイスしたタクシー会社名と車両ナンバーがわかるので、該当車両の到着を待つ。画面では「約〇分で到着」と目途がリアルに表示される。が、自分が依頼した際は、到着していないのに「到着」案内が表示され一瞬戸惑った。どうやら、すぐ近くまで来ていたものの、信号待ちをしていたようだ。この辺りは、GPSの誤差等をどこまで修正するかが課題であろうが、個人的には許容できる範囲かなと感じた。

運転手さんに聞いてみた

  • 運転手さんにタクベル利用者数を聞いてみたところ、今回使ったエリアは7月にサービス開始したばかりだが、自分が初めての利用者ではないとのこと。
  • タクベル配車確認や支払いは運転席設置のスマホ(アンドロイド?)で操作。
  • 客を乗せている間(実車)はタクベル通知は出ない。空車スイッチを押したら通知反映される。
  • タクベル端末搭載車は、各社数台程度配置の模様。まだ様子見な感じか?
  • クレカ払いだと運転手さんが手数料負担あるが、タクベルは負担があるか分からないとのこと。→そもそも、運転手さんが手数料負担って問題ないのか?

支払い

「ネット決済」であることを確認したら、運転手さん側の端末で画面操作する。すると、自分のスマホに「支払い完了通知」が表示される。この間10秒もかからず。ストレスなく支払いができた。

なお、今回500円クーポンを使用したが、運転手さん側の端末では実車料金が表示され、自分のスマホは割引後料金になっていた。この差額を、DeNA社やタクシー協会あたりが販促費負担していると思われる。

感じたこと(良い点・気になる点)

<良い点>

  • タクシーを拾う場所がわからない、タクシー会社の電話番号が不明な時は、非常に便利だし手間がかからない。
  • 決済がとてもスピーディ(ネット決済時)。自分のように現金を使うのが煩わしい者にとっては、ストレスフリーで快適。多少料金かかっても、タクシーを気軽に利用したくなる。
  • タクベルアプリ登録済み端末がある場合、2台目以降の端末登録ができない。登録する場合は、再度設定やり直し(なりすまし等防止対策)

<気になる点>

  • 近くにタクベル該当車がいないと依頼ができない(乗車場所から10分圏内?)。駅から離れた場所でこそ使えるサービスだと思うので、迎車時間の許容範囲を広げる、距離制適用(ex.乗車場所から〇キロ圏内なら迎車する)、遠距離への迎車は、追加料金徴収を可とする等、工夫がほしい。
  • アプリで「ここで乗る」「ここで降りる」を選択するが、選択後に「ここで降りる」場所が、正しく登録されているか再確認できない。登録されているか不安になり再度やり直した。一画面で入力済み情報が見れると安心。
  • 迎車待機中、アプリ上で到着予定時刻はわかるが、車の位置情報がわからない。どの辺を走行中か可視化されれば、待ち時間が長く感じなくて済むかも。
  • 運転手さんが本サービスの利用料を負担して、結果的にサービス拡大の足かせになっていないか?(あくまで推測) 上述したとおり、クレカ決済では運転手さんの手数料負担がある模様。すべてのタクシー会社がそうとは限らないが、タクベルサービスではないことを願う。国も民間もキャッシュレスを推進するなら、こういった点も考慮が必要ではないだろうか?

以上