スンダランド人の備忘録

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【被災地支援】ボランティアの装備・持ち物について

「平成30年7月豪雨」のボランティア活動に従事される方も多いと思うが、自分が活動にするにあたり、いつも使う装備(夏の作業用)をまとめてみた。

 

1.着用するもの

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①作業着上下(通気性に優れたもの)&作業ベルト(ナイロン製)

夏の作業は暑さとの闘い。ボランティアが熱中症になっては目も当てられないので、作業着は少しでも涼しいものをチョイス。ベルトは、丈夫で軽いナイロン製を使っている。

ホームセンターや作業着専門店で購入可。自分は、いつもお気に入りのワークマンにお世話になっている。

www.workman.co.jp

 ②帽子

現場が戸外になる場合や、ホコリや汚れも考慮し帽子着用は欠かせない。厚手のものであれば頭上の保護にもなる。本当はヘルメット常時着用がベストなのだろうが、実際の経験上、帽子で対応することが多い。

③ヘルメット

水害ボラの場合、軒下に潜りこんでのドロ出しや石灰散布作業もある。そんな時にヘルメットは必須。ボランティアセンターによっては、ヘルメット貸出するところもあるようだが、現場は行ってみないとわからないので、常に持参がよい。

④ヤッケ上下

作業着の上に着用する。汚物や泥などを取り扱う現場で重宝する。また、急な雨にはレインコートにもなる。ただ、夏のヤッケ着用は蒸し暑くなるので、状況に応じて使い分けが良い。

⑤ゴーグル

粉塵が舞う現場や床下のドロ出しなど、目に危険が及ぶ場合に着用する。必ず使うわけではないが、持参が無難。コンタクトレンズ使用者は必須のようだ。なお、メガネ使用者は、メガネがフィットするタイプを買う。

⑥ヘッドライト(懐中電灯)

作業は、電気が通っていない場所で両手を使うことが多いので、ヘッドライトがあると便利。特に、水害ボラで床下に潜る場合は必須かと。

⑦防じんマスク

鼻や口から、様々な物質が入る可能性あり。通常のマスクだと防ぎぎれないので、専用の防じんマスクがおススメ。数百円程度で売っている。

⑧腰袋・ウエストバッグ・ポーチ類

現場は物を預ける場所はないので、貴重品は自分で管理するしかない。また、チームで活動するので報告やらでメモを取ることも多い。よって、ケータイや小銭入れ、筆記具、ウェットティッシュ等を入れられる腰袋やポーチがあると便利。

⑨インナーシャツ

夏の作業は想像以上に汗をかく。吸汗・速乾性に優れたシャツを着ることで、少しでも快適に作業ができるよう工夫。

⑩耐油・耐水手袋

汚物や鋭利なものを扱うこともあるので、手に物質が触れたりケガを防ぐためにも、厚手のゴム手袋は必須。ロングタイプやイボイボが付いたタイプなど販売されているが、汚れや濡れを防ぎながらも手の感触が伝わりやすいタイプを、自分は好んで使っている。

なお、「軍手」では防ぎきれないのでおススメしない。

⑪長靴(踏み抜き防止タイプか、通常の長靴なら鉄製のソールを必ず入れる

東日本大震災の活動時でもしばし目にしたが、釘など踏み抜いてケガする方がいる。そうなると、ボランティアが現地に迷惑をかけるトホホな状態になる。自身を守るために、長靴は必ず踏み抜き防止タイプか、長靴の中に鉄製のソール(セーフティソールのような名前で、ホームセンターやワークマンで購入可)を入れるのが必須。

自分は、荷物がかさばるのが嫌なので、日本野鳥の会推奨の「バードウォッチング長靴」+「鉄製ソール」の組み合わせで対応している。この長靴は簡単に折り畳め、かつ軽いので愛用している。

 

item.rakuten.co.jp

www.wbsj.org

 

2.備品等

被災地の状況にもよるが、基本的に現地調達を期待してはいけない。自分は、以下備品は必ず持参するようにしている。

◆ドリンク:

水&スポーツ飲料で用意。水は、ケガの消毒など様々な用途に使える。500ml×1本では全く足りない。水×1.5Lペット、スポーツ飲料500mlペット×3本位は、最低持参。

◆昼食

作業当日の朝、現地入りする前にコンビニなどで調達。(暑さでも腐らない物がよい)山登りで使うガスバーナーでカップラーメンを作る方もいる。

◆経口補水液

熱中症予防のためのお守り。

◆塩あめ・梅ぼし系のグミなど

熱中症予防用に塩分を補給。

◆腹薬・ばんそうこう・消毒薬・冷却スプレーなど

腹薬は、トイレに行くリスクを減らすため。(現場はトイレが無い or あっても離れている場合が多い) ばんそうこうや消毒薬などは、いわずもがなケガ対策。

◆タオル(多めに)

首にかけて作業すれば汗を吸収できるし、作業後にボランティアセンターで洗顔する際にも重宝する。

◆ゴミ袋(多めに)

作業で使った汚れたものを入れたり、汗まみれの衣類を入れたり、急な降雨の際にリュックなどを水濡れから守れたり、、、使い方さまざま。

※当たり前だが、現地でのゴミ捨ては厳禁

◆ウェットティッシュ:

現場は水が使えないことも多い。必須。

◆筆記用具(メモ帳&消せるペン):

グループで活動するため、連絡事項やチームメイトの氏名等控えるのに役立つ。修正を簡単にできるよう、ペンはフリクションのような消せるタイプがよい。

◆ネームケース

当日の現場チームとなった者同士、名前把握用に使うことあり。ただ経験上、ボランティアセンターがネームシールを用意していることが多いので、必須ではない。

◆健康保険証

現場が遠隔地で、万が一のケガや病気を想定。

◆「ボランティア保険」加入カード(または保険領収書)

予め加入したボランティア保険の証明となるもの。ボランティア活動受付時に必要となる。

 

他にも色々準備する方がいるが、自分は概ねこれくらいで対応している。

以上