(1)からのつづき
◆当日のタイムテーブル
10:00~:ミニラグビー交流会&女子ラグビー講習会
グラウンド片面では、釜石シーウェイブスジュニアなどが参加して、ミニラグビー交流会を開催。OB・現役ラグビー選手が、子供たちとラグビーに親しんでもらおうとゲーム形式でワイワイ。こういう風景好きだなあ。もう片面では、女子ラグビー講習会。女子ラグビー日本代表による直接指導。女子も頑張ってます。
11:00~:ジュニアラグビー交流試合
岩手県中学校選抜 VS 横浜ラグビースクールのゲーム。中学生ながらスピード感あり、なかな面白い展開。計3試合行い43‐19で岩手県中学校選抜の勝利。けれども、スタジアム初トライは横浜の選手だった。忘れられない思い出になるだろうなあ。
12:00~:新日鐵釜石OB VS 神戸製鋼OB レジェンドマッチ
まずは10分勝負のレジェンドだけの対戦。レフェリーも往年の真下さん。皆さん齢を重ねられました。釜石は、松尾さん、坂下さん、森さんetc・・・ 対する神鋼は、大八木さん、林さん、大西さんetc・・・ なにかもう神々しいものに出くわした感覚。試合は、スクラムあり、コンタクトプレーあり、笑いありで会場が沸く。途中、なんだかわからないけど泣けてきた。
後半20分は、若手?OBも加わったOB総力戦。伊藤剛臣さんが神鋼にいるよー。シーウェイブス桜庭監督も奮闘。ライブで見られて本当によかった。OBの皆さんに感謝です。
13:00~:釜石東中学校生徒と平原綾香さんのオープニングセレモニー
元々このスタジアムは、釜石東中学校があった場所。歌姫平原綾香さんが「Jupiter」を熱唱。つづいて生徒たちと「いつかこの海を越えて」を歌い上げ、会場が華やかになる。
13:30~:トップリーグ全チーム選手登場・主催者挨拶など
トップリーグから各1名ずつ選手が参加。釜石への応援メッセージが素敵だった。また、ラグビー協会の重役や代議士らも登場。森元総理も招かれていた。森さんの「来年は空の上からW杯観戦」的な自虐スピーチ、なかなか面白かった。堅苦しい挨拶よりこれぐらいくだけた感じがいい。
13:55~:スタジアムキックオフ宣言と黙祷
釜石高校の女の子が、通えなかった元の中学校への思い、釜石の未来への思いを堂々と発表。洞口さんというお名前だったけど、釜石のレジェンド洞口孝治さんの御親類なのかな? 黙祷ののち、いよいよメモリアルマッチが始まる。
14:00~:釜石シーウェイブス VS ヤマハ発動機ジュビロ メモリアルマッチ
記念すべき試合は、シーウェイブスが大健闘。24-29で敗れたものの、大漁旗が大きくはためき、地元ファンは大いに盛り上がったと思う。ヤマハの五郎丸選手は、直近ゲーム出場の為メンバー外れたのは残念だったが、外野でファンサービスしっかりだった。
ハーフタイムには、EXILEのÜSA、TETSUYA、橘ケンチ、小林直己、岩田剛典と中学生たちが、Rising Sun Project 2018のダンスを披露。ダンスにさきがけ宣誓を任された男の子が、緊張のあまり途中言葉が詰まったのにはハラハラしたけれど、カンペを見て堂々?とやり遂げたのには、会場から笑いと暖かい拍手が送られていた。
釜石鵜住居復興スタジアムのこけら落としは終わった。この素晴らしいスタジアムで、これからたくさん試合が行われ、大いに賑わい、釜石復興の原動力になることを期待したい。
今年は、10月にトップリーグ「キヤノン VS コカ・コーラ」とトップチャレンジリーグ「釜石 VS NTTドコモ」の試合も行われる(詳細以下リンク参照)。 素晴らしい舞台は整った。今年こそ、シーウェイブスの昇格を。夏は、金足農業が秋田を東北を盛り上げた。冬は、釜石が岩手を東北を盛り上げる番だ。その時は、ビールかけならぬ、浜千鳥かけをしてみたいな。
ジャパンラグビートップリーグ2018-2019 | 岩手県ラグビーフットボール協会
おわり。